遺言
Q&A 自筆証書遺言の要件の緩和
質問 相続法改正により、自筆証書遺言の要件が緩和されたとのことですが、どのように変わったのでしょうか。 回答 現行法 現行法において、自筆証書遺言は、最も簡易に作成できる遺言です。もっとも、簡易に作成できるがゆえに偽造のおそれが高いため、遺言内容が遺言者の真意に基づくものであることを保障す... 続きはこちら≫
Q&A 夫婦連名での遺言を作成
質問 夫婦連名で遺言を作成することはできますか 回答 民法は、同一の遺言証書で2人以上の者が遺言をするのを禁止しています(民法975条、共同遺言の禁止)。したがって、夫婦連名で遺言を作成することはできません。 例えば、ある夫婦が「自分たちの財産を社会福祉施設に寄付する。」という遺言を書き、最... 続きはこちら≫
Q&A 自筆証書遺言を代筆できるか
質問 夫は病気で字を書くことができません。自筆証書遺言を代筆することは可能ですか。また、添え手により遺言書作成の補助をすることはできるのでしょうか。 回答 自筆証書遺言は、遺言者の意思を明確にするため、遺言の内容の全文と日付及び氏名の「自署」が要求されています。そのため、自筆証書遺言を代筆で... 続きはこちら≫
Q&A 公正証書遺言の調査方法
質問 亡くなった父が公正証書遺言を作成していたようなのですが、遺言の写しが見つからず、内容がわかりません。遺言の内容を調べる方法はありますか。 回答 公正証書遺言は、昭和64年1月1日以降に作成されたものであれば、遺言者の氏名、生年月日、遺言の原本の保管場所等がデータベース化されています(な... 続きはこちら≫
Q&A 公正証書遺言の書き直し
質問 以前、公正証書で遺言書を書きましたが、一部を変更したいと考えています。遺言書の書き直しは、どのようにすればいいのでしょうか。また、公正証書で作成した遺言書を、自筆証書遺言で撤回することはできますか。 回答 民法は、「前の遺言が跡の遺言と抵触するときは、その抵触する部分については、後の遺... 続きはこちら≫
Q&A 遺言書に書く付言とは何か
質問 付言とは何ですか。どのような内容を書くのでしょうか。また、法的効力はありますか。 回答 付言とは、遺言者から相続人に対するメッセージのことです。 遺贈、遺産分割方法の指定、遺言執行者の指定などといった、遺言によって効力が生じる事項(法定遺言事項)以外の事項は、遺言書に記載しても、法的な... 続きはこちら≫
Q&A 遺言執行者の役割と必要性
質問 遺言執行者とは何をする人ですか。どんな人がなれますか。また、遺言書に書いておいた方がいいのでしょうか。 回答 遺言執行者とは、遺言の内容を実現させるため、各種手続き(預金の解約、不動産の登記等)を行う者をいい、相続財産の管理その他遺言の執行に必要な一切の行為をする権利義務が与えられます... 続きはこちら≫
Q&A 公正証書遺言の作成方法
質問 公正証書遺言を作成する流れについて、教えてください。 回答 遺言の内容を決めたら、公証役場に連絡し、遺産に関する資料(不動産の登記、固定資産税評価証明書など)を公証役場に提出し、公証人と遺言書案の詳細について調整を行います。 なお、公証役場に管轄はなく、全国どこの公証役場でも、遺言を作... 続きはこちら≫
Q&A 自筆証書遺言と公正証書遺言のどちらがよいか
質問 遺言書を作成したいと思っていますが、自筆証書遺言と公正証書遺言、どちらで作成すべきでしょうか。 回答 相続人間に争いが生じることを避けたいのであれば、公正証書遺言をお勧めします。 自筆証書遺言は、単独で作成できる、費用がかからない等の点でメリットがありますが、その反面、自署の要件を満た... 続きはこちら≫
Q&A 自筆証書遺言と公正証書遺言の違い
質問 自筆証書遺言と公正証書遺言について、それぞれどういうものか教えてください。 回答 自筆証書遺言とは、遺言者自身が、紙面等に書き留める形で作成する遺言です。 遺言者が、原則としてその全文・日付及び氏名を自署し、これに押印することによって成立します(民法968条1項)。 ただし、例外として... 続きはこちら≫